根管治療|大阪府枚方市で歯医者をお探しの方は、京阪宮之阪駅から徒歩5分にある『河津歯科医院』にご相談ください

河津歯科医院
  • 0728403114
  • 診療時間 9:30~12:00 / 14:00~20:30
    休診日 土曜午後・日曜・祝日
    ※土曜の診療は午前中のみです(13:00まで)

根管治療

根管治療(歯内療法)について

虫歯が歯の神経まで感染している場合、歯の神経が入っていた管をきれいにする必要があります。その管を可及的に無菌状態にして、薬をつめる治療を根管治療(歯内療法)といいます。

根管内に細菌が入ったり、密閉する薬がしっかり詰まっていないと根管内に細菌が繁殖して、歯根の先の歯周組織に炎症がおき、硬いものを噛むと痛む、歯が浮いた感じがする、歯肉を押すと痛む、歯肉の下の方が腫れる、歯肉の下のほうから膿がでる等の症状がでます。
また、根管治療はとても技術が必要で、治療に時間がかかります。なぜなら、根管の形態はすべて異なり単純な形態をしたものから、完全な根管治療が行えないほどの複雑な形をしたものまであります。
それゆえに、歯の神経はできるかぎり残す事が大切で、虫歯が大きくならないうちに治療する、虫歯を予防することが大切になります。

根管治療は目に見えないごく細い根管内の治療です。この根管は彎曲していたり、複雑に枝分かれしていたりしてもいます。また、大臼歯などでは根管は4本、5本と複数あり、その全てに完全な治療を行わなくてはなりません。

従来はこれを手探りで行っていたわけで、その精度には自ずと限界がありました。根管内に軟組織が残れば、そこに細菌が増殖して痛みが生じたり、骨の中に膿がたまって腫れたりするのです。

当院で行う根管治療の特長

マイクロスコープ(手術用顕微鏡)を使用し精密な治療を提供

米国の歯内療法専門医のもとではマイクロスコープ(手術用実体顕微鏡)が広く普及しています。
マイクロスコープの使用により、肉眼の約24倍での処置が可能となります。これまで手探りで行われてきた根管治療(歯内療法)の世界が、目で見えるものとなり根管治療(歯内療法)はめざましい進歩を遂げています。

当院でもマイクロスコープを用いた精度の高い歯内療法により、なるべく抜歯を行わない歯科治療を行っています。
また他院で抜歯の診断を受けた場合でも、MTAを用いて歯を残す事に専念しています。


マイクロスコープを使用した根管治療(精密歯内療法)のメリット・デメリット

メリット

  • 精度の高い歯内療法を行うことにより、抜歯をせずに済む場合がある。

 

デメリット

  • 保険適用外なので費用がかかる。


MTAを使用し根管内を殺菌

MTAは、強アルカリ(ph12)です。ほとんどの細菌はph9.5で破壊されると言われています。
殺滅作用が強く、組織を刺激することにより硬組織を形成する作用があるため、直接覆髄法(歯の神経が露出した時(露髄)に使う事で神経を保存する方法)や間接覆髄法(露髄はしていないが歯の神経(歯髄)までかなり近い場合に、歯髄の保護や鎮静を目的として行われる方法)に用いたり、パーフォレーション(歯に穴が空く)の修復等にも使用されています。

今までは、この部分を根っこの穴埋めをするのに適した材料はありませんでした。理由は、骨に抜けている歯の穴は出血や組織液などで濡れており、通常のセメントではなかなか接着しなかったからです。
このMTAセメントは、そのような場所でも簡単に使う事ができ、しっかり接着してくれるため予後が良いことが証明されています。
また、推奨される理由として、従来のガッタパーチャによる根管充填に比べ、その硬化膨張により封鎖性が高く漏洩による炎症を引き起こすことなく外来刺激を遮断し、MTAセメント質の添加が促される事も挙げられます。

現在、MTAは、根っこの修理に使用することを厚生労働省は、認めておりません。しかし、アメリカをはじめ海外では、それしかないといわれるほど一般的な治療法です。
しかし、厚労省の認可のない治療法になるために自費治療扱いにあります。ご了承ください。